PCVRにはいくつかの仕組みがある!仕組みの違いや選ぶポイントとは

公開日:2022/10/01  最終更新日:2022/10/05

皆さんはVRに種類があることを知っていますか?VRは種類によってPCや外部設備が必要になってきます。導入するにはある程度の知識が必要になるので、この記事で確認しておきましょう。今回は、VRの仕組みとVRを選ぶ時のポイントについて解説します。PCVRの導入を考えている方はぜひ参考にしてください。

PCVRとは

PCVRとはPCを本体としたVRのことです。PCVRとスマホを利用したVRで異なる点は解像度です。やはりスマホではPCと比べて、処理速度も処理能力も高いため高画質な映像を出力できまし、サクサク動くため快適なプレイが可能です。

しかしPCVRには一つ懸念点があります。それはハイスペックPCが必要になること。一般的な家電量販店で売っているPCでは、映像を出力することが不可能であるため、ゲーミング用のPCを購入する必要があります。

予算は組み立て済みのPCでも最低15万以上、最低のスペックを準備するだけであれば13万円程度で作成できる自作のPCも選択肢に入るでしょう。また組み立て済みのPCでは、必要なスペックを満たしておらず「画面がカクつく」「ヘッドセットを繋ぐ端子がない」「グラフィックボードに接続できない」などの問題点が生じやすいので注意して下さい。

自作でPCを作成する場合には、沢山調べて知識を身に付けるか、有識者の方に聞くのが一番です。見よう見まねで自作PCを作成すると「組み上がったのにPCが動作しない」なんてことが起こります。そのため充分調べてからPCVRを導入する必要があるといえるでしょう。

インサイドアウトとアウトサイドインの違い

VRではシステムの構成において、インサイドアウトとアウトサイドインの2種類があります。インサイドアウトとアウトサイドインとは何を示す言葉なのでしょうか。ここで解説します。

インサイドアウト

インサイドアウトとはVRに搭載されたカメラとセンサーを使い、その場の空間や自身のいる場所を割り出す方式です。カメラがVR本体に内蔵されているため「インサイド」という名称が付けられています。

搭載されているカメラの性能はとてもよいというわけではありませんが、VR本体で遊ぶことができるため、ゲームを楽しみたいという方には、おすすめのトラッキング方式(体の角度や頭の動きを感知する機能)になります。

アウトサイドイン

対してアウトサイドインは、外付けのカメラから位置情報を割り出し、VRに伝える方式のことです。アウトサイドイン方式は外部のセンサーの性能と、数によって動き回る範囲や、動作が異なりますが、高い精度と情報伝達範囲の広さが特徴です。外部カメラを設置する必要がありますが、その分高性能で精密性が必要なゲームでも快適にプレイできます。

PCVRとスマートフォンVRの違い

ここで手軽に導入できるスマートフォンVRとPCVRの違いについても解説します。それぞれ見ていきましょう!

PCVRとスマートフォンVRの違い

スマートフォンVRはなんといっても導入のしやすさが魅力で、ネット通販のサイトを見ても、およそ3,000円程度で購入できます。しかし値段が安いため、性能は明らかにPCVRに劣ります。PCVRにスマートフォンVRが劣る点として、たとえば「没入感の無さ・視野角の狭さ」があります。

スマートフォンVRではスマートフォンを差し込んで画面を投影するため、画面までの距離が遠く、世界に飛び込んでいるような没入感を感じることは難しいです。また視野角が狭いため、画面が映っていない黒い枠が見えてしまい、その場にいるというよりは世界を覗き込んでいる感覚に近いといえるでしょう。

対してPCVRは圧倒的な没入感を感じることができます。視野角も広く、黒い枠が見えることはほとんどありません。またPCVRに関して調べてみると「ゲームをプレイすると体感2cmのくらいまで近付ける」というコメントも見つけました。そのくらい画質も性能も違うというわけです。

以上のことからスマートフォンVRとPCVRは一般的に使い道が違うといえるでしょう。

スマートフォンVR

お手軽にYouTubeなどの動画や写真を鑑賞したり、アプリを利用してジェットコースターを体験したりする。

PCVR

高画質でゲームやVRフィットネスをしたり、専用のツールを利用しVR上でミーティングをしたりする。

このように使い分けることでメリットをうまく引き出すことができます。

PCVRを選ぶときのポイント

先ほども「インサイドアウトとアウトサイドインの違い」で述べましたが、2種類のトラッキング方式には以下のような特徴があります。

インサイドアウト:あまり性能はよくない代わりにどこでも使える万能タイプ

アウトサイドイン:後付けのセンサが場所を取る・設置が大変だが高性能

上記の特徴を考慮すると、遊びや趣味程度で触る程度であれば、導入が簡単なインサイドアウト方式。VR専用の環境を作り没頭したいのであれば、設置が難しいがアウトサイドイン方式を採用するのがよいでしょう。

また企業でVRを利用したサービスを行う際は、お客さんの自宅に外部カメラを設置できないためインサイドアウト方式VRの利用をおすすめします。

まとめ

今回はVRの種類である「インサイドアウト」と「アウトサイドイン」について解説し、スマホVRとPCVRの違いについても解説しました。PCVRは高性能なPCが必要になりますが、その分スマホVRとはかけ離れた世界観を体験できます。

またインサイドアウトはVR装置を購入すれば遊ぶことができますが、アウトサイドインは別途で外部センサが必要になることも覚えておきましょう。あなたの理想のVRを考えて導入する種類を考えるようにしてください!

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